土木の日コア行事2002開催報告

開催風景(写真)
アンケート結果「土木へのイメージ・思い」(PDF A4 2頁 約10KB)

タイトル 土木の日コア行事「陸と海から見てみよう! 未来の神戸の街づくり」
主催 土木学会関西支部
土木の日関連行事関西地区連絡会
日時 2002年11月16日(土)9:30〜15:40
場所 新神戸トンネル、人と防災未来センター、ルミナス神戸2
参加者数 208名

 平成14年度の土木の日コア行事では、午前にHAT神戸の「人と防災未来センター」と新神戸トンネルの見学を行いました。「人と防災未来センター」では、阪神淡路大震災の迫力ある再現シアターを見たり、地震のしくみや防災についての実験・展示を見学しました。また地下に建設中の新神戸トンネルも関係者の方の案内で見学させてもらいました。実際に使用している工事用の階段や通路を通って地下まで降り、どうやってトンネルを掘るか、トンネルの作り方の説明を聞きました。

 午後からは、ルミナス神戸2に乗船して土木遺産の表彰式と土木の日ポスターの表彰式が行われました。今年の土木遺産には、神戸市の「旧 神戸 外国人居留地 下水渠」、大津市の「南郷洗堰」の2件が受賞しました。土木の日ポスターは、「人とともに、自然とともに 〜地球にやさしい土木です〜」をテーマに一般公募したところ、最優秀賞の藤本凛気君の作品をはじめ、6作品が入賞し表彰されました。その後、明石海峡大橋と神戸空港の船上見学も行いました。本州四国連絡橋公団の方から、明石海峡大橋の説明を、さらに、神戸市の方から神戸空港についての説明を伺いました。

 この行事は、神戸市、神戸市道路公社、本州四国連絡橋公団、奥村・戸田・竹中土木JV、大林・住友・東急JVをはじめとする関係の皆様の協力をいただき無事終えることができました。

参加者のみなさんの主なコメント
  • 海上から見た明石海峡大橋の雄大さ
  • 新神戸トンネルの見学(トンネルに初めて入って楽しかった)
  • ヘルメットを被っての新神戸トンネルの見学
  • 地震の恐ろしさ、トンネル工事での人間の力のすばらしさ
  • 震災の映画(当時を思い出し、防災意識が再び高まった)
  • 新神戸トンネルの見学(工事中をもっと見たかった)
  • 船からの見学を楽しみにしていたが期待はずれ
  • 震災の映画は涙してみた、土木技術のすばらしさに驚いた
  • 新神戸トンネルの見学(ヘルメットを被って地下におり、工事の規模の大き さに驚いた)
  • ルミナスに乗れたこと、くつろぎながら見学できた
  • 震災の映画(ボランティアの人のあたたかさがよくわかりました)、地下は別世界
  • 震災の映画(震災が蘇ってきた、神戸の街はたくさんの悲しみを中に抱えて いると感じた)
  • 人と防災未来センター(今が平和でいいなと思います、子供たちのためにも いいものをつくってください)
よくわかったところ
  • パンフの説明がわかりやすかった
  • 防災センターの説明がわかりやすかった
  • トンネル見学がわかりやすかった(パネル等)
  • 明石海峡大橋の作り方
  • 周辺環境への配慮
  • 助け合う大切さ
  • 土木が私たちの生活に必要なことがわかった
  • トンネルの作業がおもしろかった
  • ドボッ君のこと
  • 土木現場の今がより近く感じた
  • 明石海峡大橋の説明
  • ビデオ、パワーポイントを使った説明
  • 巨大な構造物でも数mmの積み重ねなんだ
  • 土木の役割と必要性
  • 土木の日のこと
  • 震災のときにどれだけ人が悲しんだか
参加者の皆様へ
 この度はご参加いただきありがとうございました。皆様からいただきましたご意見は、今後の参考にさせていただきます。またのご参加を心よりお待ちしております。

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