2004年度 地方見学会(和歌山)開催報告

開催風景(写真)アンケート結果(PDF A4 4頁 約96KB)

タイトル 紀の川の水はこうして守られている
共催 和歌山県・土木学会関西支部
日時 2004年10月24日(日)9:30〜16:00
参加者数
65名

 和歌山県と土木学会関西支部は地方見学会「紀の川の水はこうして守られている」を開催しました。参加者65名、小学校1年生から80歳の方まで広範囲の方々に参加していただきました。  当日は、晴天に恵まれ絶好の見学会日和となりました。9時30分に和歌山駅を出発し、午前中は伊都浄化センター、昼からは紀の川大堰の施設を見学しました。

  1. 伊都浄化センター
     水質浄化の仕事が土木の一環であることは意外と知られていないようでした。また、都市の流末でなく、地方部であっても生活排水が環境に悪い影響を与えているということに驚かれている様子でした。
     水質検査の実験は好評でした。年配の方には細かい目盛を読みとることが多少苦痛の様子でしたが、学生時代に戻った感覚で楽しんでいたようです。

  2. 紀の川大堰
     台風23号の直後で、川の水はたいへん濁っていました。魚道観察室では当然魚道を遡上する魚などいるはずもなく・・・と思っていた所、一尾の鯉が階段式魚道を跳ね上がりました。近所に住んでいるという方も、大堰の本体以外に環境に配慮した施設があることを知らなかったと言って感動していました。
     水ときらめき紀の川館では、経験豊かな館長さんのお話しに皆さん聞き入っていました。参加者の大半が和歌山市の方ということもあり、個人的にも是非また訪れたいとおっしゃっていただきました。

  3. 見学会でのアンケート
     回答者の86%が「とても良かった」、「まあまあ良かった」と回答。土木については「生活に大変密着したものであることが分かった」、「関心が持てるようになった」などの感想がよせられ、見学会開催の成果があったものと思われます。

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