小中高生対象見学会2004 開催報告

開催風景(写真)アンケート結果

タイトル 「できたての神戸空港島を探検しよう!」
〜神戸空港島上陸体験会〜
主催 土木学会関西支部
日時 2004年9月11日(土)9:30〜16:00
場所 神戸港(船上見学)、神戸空港島、ポートライナー延伸工事2期北駅、キメックセン タービル展望室
参加者数
200名

 今回は小中高生対象見学会として「できたての神戸空港島を探検しよう!」を開催しました。当初、7月31 日(土)に見学会“できたての神戸空港島と電車の工場を探検しよう!”を、応募総数409通 1,554名の中から厳選された小中高生とその保護者200名と一緒に実施する予定でした。ところが、台風10号のために中止を余儀なくされました。しかし、一部内容を変更し、参加予定の皆様のご賛同を得て、参加者200名、土木学会引率者14名が、9時30分に神戸港中突堤ターミナル“かもめりあ”に集合しました。なお、当日は全員の願いが通じ、野外見学会には良い日和となりました。

  1. ポートオブコウベ号による海上見学
     船の進行に連れ、刻々と変化する神戸空港島を眺めながら、空港の説明を行いました。子供達からは、進入灯の目的、なぜ西を向いているの?連絡橋の色がなぜ水色と茶色なの?等の活発な質問が寄せられました。

  2. 神戸空港島
     昼食後、4班に分かれバスで連絡橋を渡り、神戸空港島に上陸しました。滑走路や旅客ターミナルの位置、海の中に広大な空港島を建設する方法を解かり易く工夫された紙芝居で説明を受けました。参加者は、10cm角のイタリア製のタイルに何色ものサインペンを使い記念のサインや絵を書き、KOBEと縁取りされたパネルに並べました。このパネルは保存される予定です。

  3. ポートライナー延伸工事2期北駅の建設現場
     完成するときれいなビルに生まれ変わり、二度と目にすることの出来ない、鉄骨が剥き出しの駅舎は、子供達の好奇心を誘っていました。

  4. キメックセンタービルの展望室
     飛行機が離着陸する様子や神戸空港と接続する飛行場、神戸空港を利用する飛行機の種 類などを勉強しました。
 見学終了後に集めたアンケートによると参加者の89%が「とても楽しかった」「楽しかった」と回答。特に神戸空港島の上陸見学では、「普通見ること出来ないところ、完成しては見学できないところを見学できて良かった」「記念のタイルが空港のどこに貼ってもらえるか楽しみ」等多数の感想が寄せられました。また、『土木についてはどう思いましたか?』という質問に対しては、「夢を現実にする素敵な仕事と思った」「これがないと今のような生活はできないと実感しました」など土木への理解・関心・期待を示す数多くのエールが寄せられました。

 今回の行事は、神戸市みなと総局、新交通建設室を始めとする関係各位、参加された方々のご協力により無事終えることが出来ました。皆様方に心から感謝申し上げます。

参加者の皆様へ
 この度は、見学会にご参加くださりありがとうございました。皆様のご意見は、今後の 参考にさせていただきます。またのご参加を心よりお待ちしております。

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