土木学会関西支部FCC2003

FCCサロン

CPDこの行事は「土木学会認定CPDプログラム」です。
 土木学会関西支部・フォーラムシビルコスモス(FCC)は、土木界が抱えるさまざまな問題の解決をめざして、21世紀の社会資本整備を円滑に実施し、豊かな国土づくりを進めるために、土木界がいかにあるべきかを議論し、それらに関する情報発信・受信基地となる場を提供すべく活動を続けております。
 本年度は、毎回コーディネーターが、土木が抱える問題、将来展望といった時宜性の高いテーマを選び、講師による講演と参加者相互で議論を戦わせる「FCCサロン」を6月から2ヶ月に1回のペースで実施することに致しました。参加資格は特に設けておりませんのでどなたでも参加いただけます。下記のようなスケジュールで開催致しますので奮ってご参加下さい。
問合先 FCC代表幹事 三村衛(京都大学防災研究所地盤災害研究部門 助教授)
TEL:0774-38-4091
E-MAIL:mimura@geotech.dpri.kyoto-u.ac.jp

参加費は無料です。お申し込みも不要です。お気軽においで下さい。


第6回目 公開自由討論会 −今の土木に思うこと−(2004年3月12日開催)

以下のプログラムは終了しました。多数のご参加有難うございました。

第1回目 食と土木 −農建融合のすすめ−
日時 2003年6月27日(金)18:30〜20:00
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階セミナー室(1)

住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
TEL:06-6910-8500
URL:http://www.dawncenter.or.jp/
定員 40名
話題提供者 京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻 助教授
建山 和由
コーディネーター 同上
昭和40年に73%あった日本の食糧自給率は、今では40%を切るまでに落ち込んでしまいました。激動する現在の国際情勢において、極端に低い食糧自給能力は国民生活の安全を保証する上でも、また国際社会における役割分担からも改善すべき最重要課題です。今回は、労働力や技術面において農業と建設分野を融合することにより日本の食糧自給率の大幅な改善を目指し得ることを紹介し、食料自給における土木の新たな役割と社会へのインパクトを参加者の皆様と一緒に考えます。

第2回目 これからの川づくり
日時 2003年8月1日(金)18:30〜20:00
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階セミナー室(1)

住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
TEL:06-6910-8500
URL:http://www.dawncenter.or.jp/
定員 40名
話題提供者 立命館大学理工学部土木工学科 教授
江頭 進治
コーディネーター 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻 助教授
里深 好文
平成9年に河川法が改正され、これまでの「治水」「利水」に加えて「河川環境の整備と保全」がその目的に追加されました。また、今後20〜30年間の具体的な河川整備の内容を示す「河川整備計画」に地方公共団体の長、地域住民等の意見が反映されることになりました。「淀川水系流域委員会」は、この「河川整備計画」について学識経験を有する者の意見を聴く場として設置され、今年1月には「ダムは原則として建設しない」という提言がまとめられています。淀川流域は今まさにこれまでの「川づくり」を見直す大きな転換期をむかえていると言えます。今回は「淀川水系流域委員会」の委員である江頭進治先生をお迎えして、「これからの川づくり」について意見を交わします。

第3回目 スペシャルトーク「どうしてできない!LRT」(仮題)
日時 2003年10月10日(金)18:30〜20:00
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)

住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
TEL:06-6910-8500
URL:http://www.dawncenter.or.jp/
定員 100名
パネリスト1 路面電車と都市の未来を考える会(RACDA岡山)会長
岡 将男
パネリスト2 都市交通研究家
服部 重敬
コーディネーター 兵庫県県土整備部県土企画局交通政策課 主査
本田 豊
今やLRTは、人と環境にやさしくユニバーサルデザインの公共交通として再評価され、欧米を中心に「都市再生の切り札」として次々に導入されています。LRT導入の結果、モータリゼーションで疲弊したまちには活気がよみがえり、世界中で人々の生活の質が大幅に向上したことが報告されています。一方で、日本でも5年ほど前からLRTの導入を柱としたまちづくりが全国各地で叫ばれるようになりましたが、残念ながらその必要性こそ議論されるものの、依然クルマ中心のまちづくりからの転換が進まず、本格的なLRTの事業化に繋がった都市はありません。 そこで今回は、LRT導入をめざして全国で活躍されている岡将男氏と服部重敬氏をお迎えして、どうして日本でLRTができないのか、どうすればLRTができるのかについて、参加者の皆さまとともに考えていきたいと思います。

第4回目 自転車ツーキニストから見た土木(仮題)
日時 2003年12月1日(月)18:30〜20:00
会場 エル・おおさか(大阪府立労働センター)

住所:大阪市中央区北浜東3-14
TEL:06-6942-0001
URL:http://www.mydome.or.jp/l-osaka/
話題提供者 自転車ツーキニスト
疋田 智
コーディネーター 兵庫県東播磨県民局県土整備部加古川土木事務所 課長
藤田 宜久
20世紀に急速に普及した自動車は確かに便利な道具ですが、渋滞による効率の悪さ、大気汚染、増加する人身事故などの問題が指摘されています。そんな今、排気ガスも騒音も出さない自転車は、環境に優しい交通手段として大いに注目されています。今回は自転車ツーキニストである疋田智先生をお迎えして、「かつての自転車少年少女」にもう一度自転車の楽しさを思い出してもらいながら、自転車的なる社会を目指すために土木が果たす役割について、参加者の皆様と一緒に考えます。

会場が予定の「ドーンセンター」から「エル・おおさか」に変更となっております。お気をつけ下さい。

第5回目 スペシャルトーク「どうしてできない!LRT」II
日時 2004年1月23日(金)18:30〜20:00
会場 新阪急ビル12階 スカイルーム

住所:大阪市北区梅田1丁目12番39号
TEL:06-6345-4127
定員 150名
パネリスト1 路面電車と都市の未来を考える会(RACDA岡山)会長
岡 将男
パネリスト2 都市交通研究家
服部 重敬
コーディネーター 兵庫県県土整備部県土企画局交通政策課 主査
本田 豊
 欧米を中心に「都市再生の切り札」としてLRTが次々に導入されています。その結果,モータリゼーションで疲弊したまちには活気がよみがえり,世界中で人々の生活の質が大幅に向上したことが報告されています。一方で,日本でも5年ほど前からLRTの導入を柱としたまちづくりが全国各地で叫ばれるようになりましたが,徐々に機運が盛り上がってきているものの,依然としてクルマ中心のまちづくりからの転換が進まず,本格的なLRTの事業化に繋がった都市はありません。
 今回は,全国でご活躍の岡将男氏と服部重敬氏を再度お迎えして,10月10日に行った議論を引き継ぎ,どうすればLRTができるのかについて,参加者の皆さまとの議論の中から今後の取り組みへのヒントを導いていきたいと思います。

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