奈良地方講演会

 本年度の支部恒例の地方講演会は、奈良県において開催いたします。
 今回の講演は、奈良県を中心に数多く分布し、文化を今に伝える「古代の土木工事」に関する話題と、各地方自治体に共通の課題である社会資本の効率的な運用と適切な維持管理に対して、有効な手段である「アセットマネジメント」に関する話題をお贈りします。多数の方のご参加をお願いいたします。

CPDこの行事は土木学会認定CPDプログラム」です。
共催 (社)土木学会関西支部、奈良県建設技術協会
日時 2005年2月2日(水)13:30〜16:40
会場 奈良県新公会堂 能楽ホール
奈良市春日野町101
 TEL 0742-27-2630
 URL http://www.shinkokaido.jp/
●近鉄奈良駅から 東へ徒歩20分または奈良交通バス(春日大社本殿行き)5分「県新公会堂」下車
●JR奈良駅から 奈良交通バス(春日大社本殿行き)8分「県新公会堂」下車 または同バス(市内循環)8分「大仏殿春日大社前」下車東へ徒歩3分

(ご来場にはなるべく公共交通をご利用ください)
定員 400名(申込先着順)
聴講 無料(来聴歓迎)
申込方法 申込書(PDF形式 A4判 1頁 約28KB)に必要事項をご記入の上,FAXか郵送で下記へお申し込み下さい.参加証をお送りいたしますのでご持参ください.
申込締切 2005年1月19日(水)
定員に余裕がありますので、引き続き申し込みを受け付けます。また、当日参加も歓迎しますので、奮ってご参加下さい。
申込・問合先 〒541-0055 大阪市中央区船場中央2-1-4-409
(社)土木学会関西支部「奈良地方講演会」係
TEL 06-6271-6686 / FAX 06-6271-6485


プログラム
13:30〜13:40 開会挨拶
土木学会関西支部副支部長・梶谷 義昭
13:40〜15:00 古代土木工事の実態は…
・倭国女王ヒミコの王都・王宮と“山辺の道・上つ道”
・仁徳天皇の陵墓・大道・大津の築造と支える産業
・行基菩薩と聖武天皇の大願−東大寺盧遮那仏
 等々、発掘調査の結果から明らかになった、古代都市の成立過程、古代古墳や神社仏閣の築造等について、土木工事の視点から解き明かします。
奈良大学文学部文化財学科教授・水野 正好
15:00〜15:10 休憩
15:10〜16:30 地方自治体におけるアセットマネジメントの取り組み
アセットマネジメントとは?
 限られた予算を社会資本の維持補修や施設更新に最適に配分することにより、各社会資本に求められている価値及びサービスレベルを維持、あるいは求められる成果を達成すること。
 厳しい財政事情の中で、インフラの安全なサービスレベルを維持していくために、自治体がアセットマネジメントにどのように取り組むべきか、先進事例や納税者である市民への説明責任も織り交ぜながら紹介します。
京都大学大学院工学研究科教授・小林 潔司
16:30〜16:40 閉会挨拶
奈良県建設技術協会顧問(奈良県土木部長)・南 哲行

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