2006年度「土木の日」地方見学会開催報告

開催風景(PDF A4 2頁 約233KB)アンケート結果(PDF A4 5頁 約229KB)Q&A

タイトル 平城(なら)の、平成のまちづくり・みちづくり
主催 「土木の日」関連行事関西地区連絡会(土木学会関西支部)
共催 国土交通省近畿地方整備局奈良国道事務所、奈良県
日時 2006年10月28日(土)13:00〜16:00
参加者数
78名(一般公募:71名、オブザーバ:7名)

 「土木の日」関連行事関西地区連絡会(事務局:土木学会関西支部市民幹事会)は、平成18年度の地方見学会として、「平城(なら)の、平成のまちづくり・みちづくり−大宮跨線橋撤去工事など−」見学会を開催しました。
 参加者の公募は、工事現場周辺にポスターを掲出するなどによりました。身近な工事であることから地元市民の方の関心が高く、当初募集定員50名に対して、100名近くの応募者があり、定員を拡大して実施しました。
 当日の天候は、午前中の晴天から徐々に悪化し夕方には雨となりましたが、見学会の間は降雨に見舞われることもなく穏やかな天候でした。 見学会の内容は、以下の通りです。

  1. JR奈良駅周辺の見学
     連続立体交差事業に伴い役割を終えた旧駅舎が、再利用のために曳家工法によって移動・保存されています。その旧駅舎の中で、連続立体交差事業の全体概要と曳家工法について解説しました。その後、駅西口に移動し、ペデストリアンデッキ上から駅部分の工事の状況を見学しながら、工事手順や新工法の解説を行いました。

  2. 大宮跨線橋撤去工事などの見学
     JR奈良駅から徒歩で10分弱移動して、まず工事事務所内で工事手順、工法について解説し、その後、工事現場を見て歩きました。大宮跨線橋では、かさ上げ工事中の道路(跨線橋)を歩いて登り、ジャッキアップ工事の内容を実感していただきました。そして、JR線路を跨ぐ橋桁が撤去されて道路が途切れている先端部まで行き、さまざまな工事段階にある鉄道高架工事の現場を見渡していただきました。最後に、跨線橋の足元にあたる工事現場におりて、地中の基礎工事や橋脚が立ち上がりつつある状況を間近に見ていただきました。

  3. 平城宮跡での大和北道路計画の解説
     バスで約15分移動して、平城宮跡にある遺構展示館の敷地内で大和北道路計画について解説しました。大和北道路の位置や工法を検討するにあたって、地中に存在すると予想される木簡を保全することに配慮されたことや、市民の方々や学識経験者の意見を取り入れて計画作りを進めていることなどを紹介しました。10分間程度の解説の後は、遺構展示館内の自由見学や、大和北道路計画の担当者への質問の時間としました。熱心に質問される姿が見受けられました。

参加者のみなさんへ
 この度は「土木の日」地方見学会にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様のご協力により、無事見学会を終えることができましたことを、まずお礼申しあげます。「見えない部分に素晴らしい技術が使われていて、見て初めて知るすごさがありました。」、「工事の進み具合に大変興味があったので、そのことが分かり楽しい一日でした。」、「すごくいろんなことを考え、計画的に行われていることに驚きました。生活に支障をきたさないよう工夫されている点も感心しました。」とのご感想をいただき、担当者一同、大変嬉しく思っております。
 一方、「解説の声が聞こえなかった」など準備不足の点があったことは、心よりお詫び申し上げます。
 これからも、ありのままの土木事業・土木技術を見ていただくための見学会を企画していきます。またのご参加をお待ちしております。

見学先関係者のみなさんへ
 参加者アンケートの結果、見学会の全体的な感想として「とても楽しかった」が30%、「楽しかった」が49%と、大変好評でした。これは、現場で丁寧かつ誠実に説明・回答にあたられた皆様のお陰です。心より感謝申し上げます。 今後とも、「市民の方々に開かれた土木」へ向けての活動に、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。


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