2010年度「100年後の『土木遺産』をめざす 余部橋りょうを見に行こう! (新旧余部橋りょうの見学会)」 Q&A

〜当日&アンケートの質問にお答えします〜

Q.1 鉄橋でなくコンクリート橋にしたこと?なぜエクストラドーズド橋か?
A. エクストラドーズド橋は「余部鉄橋定時性確保対策のための新橋梁検討会」において提言されたPCラーメン構造の1つであり、現橋りょうにおける景観を出来るだけ継承するため、桁高を低く抑えることができる構造として採用しました。現橋りょうに比べ、保守管理の面でも有利な構造です。
   
Q.2 防風対策のアクリル板の高さの決め方?
A. 橋りょうと車両のモデルを作成し、風洞実験を行い、設定風速で列車が安全に通過できる防風壁の高さを確認いたしました。
   
Q.3 いつ移動させるのか?横移動・回転の時期・切り換え工事の時期(工程)をホームページ等で教えて欲しい。
A. 7月17日〜8月11日の間に、列車を一時運休して切替範囲の桁設置ならびに線路敷設工事が行われ、この中で、横移動・回転の工事も実施されます。HPでの公表については、工事進捗が流動的な面もあり、ご容赦願います。
   
Q.4 餘部鉄橋の補修履歴はどうなっていますか?
A. 補修については、潮風による腐食から橋梁を守るため橋梁塗装や、一部鋼材の取替補修等を適宜実施してきてます。
   
Q.5 鋼橋の撤去をどうする(どう行う)のか?
A. 鋼橋の撤去は、少しずつ部材を切断しながら、クレーンによって撤去します。なお、現橋梁のうち一部分は、兵庫県が主体となって余部鉄橋保存活用事業の中で展望施設として現地保存されます。
   

支部トップページ | 担当幹事会のページ | 開催報告に戻る