2015年度 小中高生対象見学会「鉄道高架工事を見に行こう!」開催報告

開催風景アンケート結果(PDF A4 6頁 約333KB)

タイトル 鉄道高架工事を見に行こう!
主催 土木学会関西支部
協力 大阪市建設局、阪急電鉄株式会社
日時 2015年5月16日(土)13:00〜17:00のうち3時間程度
参加者数
84名
  土木学会関西支部市民幹事会では、平成27年度小中高生対象見学会「鉄道高架工事を見に行こう!」を開催しましたので、見学内容について下記のとおり報告します。
 今回の見学会は、阪急淡路駅付近で行われている鉄道高架化の工事現場を見学に行きました。
 
 工事概要説明
 現場事務所において、現場の施工管理を担当されている阪急設計コンサルタントの方から、工事の目的や内容、鉄道を高架にする3つの工法(仮線、別線、直上)などについて、スライドを使って、ていねいにわかりやすく説明していただきました。
 
 プラレールによる工事の説明
 鉄道を高架にする順序などについて、土木学会のスタッフがプラレールを使ってわかりやすく説明しました。工事前から工事完了までの一連の流れをプラレールで実演しましたが、列車が無事高架上を走行した際には参加者から大きな拍手が起こりました。
  
 工事現場見学
  一班20名程度に分かれて、3つの現場を見学しました。各現場の担当の方からていねいな説明を受けた後、それぞれの現場を熱心に見学していただきました。
 普段は見られない線路のすぐ横での工事を見学していただいたほか、高架橋(地上20m)や直上施工機(地上14m)にも上がっていただき、工事のスケールの大きさを感じていただくとともに、工事完成後の様子などもイメージしていただきました。
 いずれも工事完成後には立ち入ることができない場所であり、工事現場をバックに記念撮影をされるご家族が多くおられました。将来工事が完成したときに、ご家族で写真を見ながら見学会のことを思い出していただければ幸いです。

 ○×クイズ
 現場見学の最後に○×クイズに挑戦していただきました。見学会で説明のあった内容や工事に使う道具の名前などの問題が出されました。少し難しい問題もあったため、「○」と「×」の間で悩んでいる参加者もおられました。

参加者のみなさんへ
 この度は、土木学会関西支部小中高生対象見学会にご参加いただき、誠にありがとうございました。土木学会スタッフの至らぬ点が多々あったかとは思いますが、皆様のご協力により、見学会を無事終えることができましたことを、心よりお礼申し上げます。
 今回の見学会では土木というカテゴリーの極一部分だけしかお見せすることができませんでしたが、普段はあまり見ることができない土木の一面を垣間見て頂き、今後も「土木」にご興味、ご関心を持っていただければと思います。
 また、アンケートで頂戴した貴重なご意見やご要望などは、今後の土木学会の行事や企画の際に活用させていただきます。引き続き、土木学会では、さまざまな行事・企画を開催予定ですので、会場までぜひ足を運んでいただきまして、土木の魅力・壮大さを感じ取って頂ければ幸いです。

見学先関係者のみなさんへ
 今回の見学会の開催にあたり、大阪市建設局様、阪急電鉄様、阪急設計コンサルタント様および現場でご対応いただいた建設会社の皆様には、さまざまな面でご協力をいただきました。また、当日ご説明いただいた皆様には、ていねいでわかりやすいご説明をいただきましたことに改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 今後とも、土木学会関西支部行事へのご理解とご協力をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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